アナベル:死霊博物館(映画レビュー)

アナベル 死霊博物館(吹替版)

アナベル 死霊博物館(吹替版)

  • マッケナ・グレイス
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採点・総評:60点

  • 怖いけど怖くないところもけっこうあって微妙だけど全体としては楽しめる。
  • お化け屋敷と同じ、どちらかというと子供向けの映画だ。

良かったところ

  • 人形のデザインが秀逸。どこからみても怖い。
  • 怖い雰囲気を演出する画面づくりがよくできている。
  • 前作と違って、ジュディという悪魔コンサル夫婦?の娘が霊能力が合って、それで困難を乗り越えようとするところ。

良くなかったところ

  • 死霊博物館ってなんだ? そこにまた入ってはいけない部屋があり、入る気満々の人物が闖入してきて、雑に置かれたカギが置いてある。いかにも取ってつけたような安直な設定で興ざめする。
  • ウォーレン夫妻の仕事が悪魔研究コンサルタントっていうのもなんだか。死霊博物館を自宅にして家族住まいしているのもおかしい。
  • 続編を作る既定路線だったので、とりあえず作った感がある。
  • 悪魔の姿をしっかり描いているが、それが一番怖くない。女の子をじりじりと怖がらせるのが好きな変わった悪魔という感じ。
  • 目の玉コインマンが全く怖くない。

雑感

  • この作品の続編は、撮影クルーが人形に襲われる設定にしたらどうか? 3作目の撮影、映画の中の映画という設定で、撮影外でも人形が実際に動き出して災いを招きはじめる流れにする、そのほうがより現実味が増して怖くなる気がする。