イコライザー2(映画レビュー)

採点・総評:85点

  • 前作でファンになった人は十分満足できるだろう。
  • 文句なく面白いが、前作と比べるとやは見劣りする。

良かったところ

  • タクシードライバーという設定はよい。この作品にぴったりだ。今回はカーチェイスもある。
  • 相変わらずスカッとした気持ちにさせてくれる。敵となる相手が最低最悪(このクソ野郎がと思ってしまうような奴ら)であるからこそ際立つ爽快さだ。明暗が濃いほど主人公が引き立つ。
  • どこまでも一本気で誠実な男。見るものが主人公に惚れ込めば、その映画(作品)は成功だ。言い訳をするなチャンスを活かせ。
  • 元DIAチームメンバーが敵になる、仲間が裏切って敵になる、ありがちだが鉄板とも言える、いやが応でも盛り上がる。欲を言えば2で味方であって、3でこの展開だと余計に盛り上がったかもしれない。

良くなかったところ

  • 髪の毛がある。なぜ坊主にしなかったのか。キャラクターはトレードマークになる見た目も大切だ。
  • 黒幕がかなり早い段階でわかってしまった。
  • 前作の悪役の(俳優の)凄さに比べるをかなり見劣りする。
  • 人質を取ったら初めから使わないとおかしい。
  • やはり前作同様ラスボスではやや苦戦。それまでが完璧なのでややご都合主義の違和感を感じる。

雑感

  • CIA・DIAは殺しのプロか?
  • 「お前は何者だ」のお約束は変わらず。