キャストアウェイ(映画レビュー)

採点・総評:85点

  • 人生のどん底に落ち込んだ時にこそ見よう!

良かったところ

  • キャラクター(時間至上主義の男)と世界観が相乗効果を与えている
  • 飛行機の墜落シーンのリアリティ
  • キャラクター紹介と墜落シーンまでの導線で、この作品は観客の心を掴むことに成功している。
  • 死体もかなりリアル。
  • フェデックス社員として荷物にしばらく手をつけなかった。そして1つだけ荷物を残してそれを届けるために生きる理由とした。
  • 虫歯もリアル。
  • 助かったあとの描写。もっとも感情的になるべきシーンをあえて淡々と描いている。ほとんどセリフもない。だからそのごのケリーとの雨の中の抱擁が生きてくる
  • ケリーと二度目の別れをした後のモノローグ「これからどうすべきかわかってる。息をして生きるんだ。明日も日は上るんだからな。潮が何を運んでくるかわからない」
  • ラストシーン「それで、お前は、どっちに進むのか?」と聞かれているようだ。

良くなかったところ

  • チャックとケリー。家に押しかけて出会うシーンが都合が良すぎて不自然。

雑感

  • VHS「下水から鉱物廃物利用」
  • やはりサバイバルの優先順位は、水、住処、火
  • ディスカバーチャンネルのエドが好きなやつは、必ずみるべき映画(サバイバル好きにオススメ?
  • 最愛の人はすでに別の人の妻になっている。それを夫となっている男から聞かされる時の表情。あまりにも辛い。