アナベル:死霊人形の誕生(映画レビュー)

アナベル 死霊人形の誕生(吹替版)

アナベル 死霊人形の誕生(吹替版)

  • ステファニー・シグマン
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採点・総評:55点

  • ちゃんと怖さを楽しめるけど、納得いかない展開が多く、後味もよくない。

良かったところ

  • 人形の登場シーンが怖すぎる。というか元々の人形の顔が怖すぎる。
  • 色々ベタなネタやシーンが多いが、ちゃんと怖くて、ちゃんと楽しめる。
  • 暗闇の描写。

良くなかったところ

  • 「魂をくれ」というセリフで振り向いたシーンの表情がよくない。ここはいかにも化け物風に描かずに、無機的な笑みを浮かべた人形にしたらもっと怖かったはずだ。
  • 階段は自動椅子じゃなくても降りられるだろう。それに入ってはいけない不気味な部屋に何度も入っていくのも不自然だ。
  • 孤児院の子どもたちが身ぎれいすぎる。
  • マリンズさんがあっさり殺られてしまったところ、もっと最後まで頑張ってほしかった。
  • 悪霊の家に孤児を招いておいて、自分以外の子どもの犠牲者まで生み出す夫婦。悪霊を閉じ込めた部屋なら、孤児を招く際にもっと厳重にトビラを壁で塗り込めておけばよかったのに、とか色々ツッコミどころが多い。
  • 悪魔のビジュアルがダサい。
  • 怖がらせることが大好きな悪魔と子どもたちの鬼ごっこに見える。

雑感

  • 「スマイル」と同じ、いわゆる悪霊・悪魔ネタ。
  • プレゼントの人形が、アナイアレイターのジャケットと同じじゃないか。