バード・ボックス(映画レビュー)

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採点:10点

良かったところ

  • 冒頭のつかみが良い。何が起こるんだという点で一気に引き付ける。やはりつかみは大事。

良くなかったところ

  • 設定がうさんくさいのでしらける。リアリティに欠けている。
  • 当時50代半ば過ぎのサンドラ・ブロックが妊婦役は無理がある。この点でもリアリティに欠ける。もっと若手の女優であれば感情移入もできたと思う。
  • 主人公が逃げ込んだ家の設定や登場人物がいかにもなキャラクターの寄せ集めで(脚本ありきで)リアリティや自然さに欠けるので説得力がなくしらける。
  • こうした特異な状況(世界観)を描いて説得力を出すには、人物や設定の描写によほど気を配る必要があるのに雑な部分が多すぎる。リアリティは重要。
  • 無駄に露骨な性描写。
  • どう考えても怪しくないやつが、見ろ見ろ野郎に急変身。
  • 謎の正体はわからずじまい。ただの虚仮威しだ。これはひどい

雑感

  • 盲人は大丈夫なのか?と冒頭で思っていたら。
  • 役者の黒人白人バランスが飽きてくる。
  • バードかハードかハートか一見わからない。原題そのままカタカナにしただけではピンとこないものには、できればセンスのある邦題を副題としてだけでも良いので付けるようにしてほしい。