半年間で86kgから66kgになった。
そこまで痩せるつもりはなかったが非常にうまくいった。
なので、そのためにやったことをメモしておきたい。
(ここで個人的経験を一般化して推奨するつもりはない。あくまで個人的な経験をもとに実際できたことを「参考材料」として提供させてもらうつもりでまとめたいと思う)
ダイエットはきっかけとリズムをつかめるかどうか
良いきっかけと、それを継続させるリズム作りが重要だ。
今回のきっかけは、テレワーク期間のコロナ太りである。
ある日、ふと体重計に乗って、
「やばい、これは、やばい!」
「このままでは90キロの大台にいっちまう!」
という意識がぐんと迫ってきたことが大きい。
それから、実際やり始めて自分なりのリズムがをつかめると、わりとすんなり続けられた。
まず自分なりに、続けるための「きっかけ」を見つけること「明確な動機付け」が大切だ。
明確な動機があると続けることができる、続けられるとそれなりの結果が出てくるので更に続けられて自ずとリズムもつかめてくる。そうなれば半分以上は成功したようなものだ。
逆に言えば、きっかけやハッキリした動機がない状態で、なんとなく痩せたいから、というのでは継続や実現は難しいだろう。
ダイエットは「食事>運動」
ダイエットは「食事>運動」であり、極論すれば「食事の見直し」に尽きる。
運動はおまけ程度で「食事9:運動1」ぐらいの意識のほうがよい。
運動をダイエットの中心に据えてしまうと、あるいは食事と同列に考えてしまうと「これだけ運動したのだから、これだけ食べてもいいだろう」あるいは「基礎代謝が上がっているはずだから、これぐらいの食事は大丈夫なはず」など、運動によって食事に緩みが出てしまう。これだと運動の結果も出ず、すぐにダイエットはやっぱり無理となってやめてしまうことになる。
運動は少しのウォーキングと過度に筋肉量を落とさないよう最低限の筋トレも行った。
しかし、それは、これまでも長年継続していたことであり、それだけでは、まったく80キロの大台は落とせず、むしろ85キロオーバーになってしまっていたことを考えると、運動で体重減はかなりハードルが高いことは間違いない。
かつて、ジムで筋トレ・ウォーキング・水泳を週3で毎回2時間続けたが、食事については全く見直さなかったため(といっても食事量が極端に多くなっていたわけでもないが)、体重は微動だにせず、いつも不満に感じていた。
そこでほぼ諦めていたのが、今回は食事を見直しただけで、すっとやせられた。
継続性の点からも、運動は最低限(筋肉量までがつんと落とさないように)自分ができる程度でよい(たとえば1日10分歩く程度でもよい)、そのうえで「食事の見直し」が最重要。
2キロ程度はダイエットの範疇に入らない
ほぼ毎日体重計に乗って計ってきた結果、はっきりわかったことである。
食事後に1〜2キロ増えて
起床後に1キロぐらい減っていて、
昼食前には2キロぐらい減っていて、
また昼食と夕食を挟んで2キロが戻る感じだ。
結局、2キロ程度はダイエットの範疇に入らない。
だから一喜一憂しないこと。
明確な動機づけをもとに、まず「続けること」を大切にしよう。
ちなみに、体重計はタニタのものを使用。
身長と年齢を登録すれば、自動で体組成データを算出してくれるが、現体重だけ図ることもできる。
続けるうえでは、しばらくは体重のみを見ておくほうが良いと思う。
最強の相棒「あめ(キャンディ)」
食事が最終用なことは間違いないが、実際のところダイエットでは食事制限による空腹感が一番しんどい。私はこれを「あめ(キャンディ)」で乗り切った。
食事に関する詳細はまた別の記事にまとめるが、なんといっても「あめ」の存在が大きい。
つまり「空腹感=低血糖状態」のため、夜中に食欲が抑えられない状態で食べてしまいそうになるとき、「あめ」を一粒口に入れると空腹感がすっと落ち着いてくれる。
あめは食欲ニュートラル圏域にもっていってくれる最強のアイテムだ。
私が常用していた「あめ」は、次の2つ。
- 「金のミルク」カンロ
- 「黄金糖」(なければ純露でもいい)
この2つだけ。
純露でもOK
どちらも1粒20キロカロリー。金のミルクのほうが脂質が1グラム程度あるので、カロリー的には実際より多いだろうが、たいして変わらないと思ってよい。
とくに「黄金糖(同名の奈良の会社のあめだが、全国区なのだろうか?)」には助けられた。いずれも無添加で、飽きない。1年以上経つ今でもそうである。
あめ常備しておく意味でも、フタの開け締めがしやすい小さな透明ケース(100均でよい)もしくはクッキー菓子の空き缶のようなものがあれば、それに乾燥剤とともに入れておくのが良い。
金のミルクは無糖コーヒーとセットで食べると、甘いものに植えている気持ちがぐっと満たされて落ち着くことができる。
黄金糖はお茶とセットである。お茶はノンカフェインの麦茶がおすすめだ。
ちなみに、「あめ」には制限をもうけなかった。
また、セットの無糖コーヒーもだ。
低血糖の空腹サインを抑える相棒にリミットを設けなかった点が非常に助けになった。
この身近であってなおかつ効果的な「あめ」というブレーキを持たなければ、ダイエットは成功しなかっただろう。
ちなみに余談だが、ハードキャンディを噛むのはなるべく控えたい。白い被せものが縦にぱきっと割れてしまったので、これは注意しておこう。
ダイエット中の食事について
これまでも書いてきたように、もっとも重要なのが「食事の見直し」である。
食事に関しては、少し長くなるので、記事を改めて紹介したい。